写真を撮るための「技術」って何?

写真を撮るための「技術」って何?  

私は写真をピアノに例えてビギナーさんにお話しするのですが・・・  

ピアノは鍵盤を叩けば誰でも音を出すことができます。 

 でも、 コンサートホールで大勢の人たちを感動させられるような「音楽」を聞かせるには

 それなりの技術や感性が必要になります。

 写真も同じで・・・ 

 今の時代、カメラのシャッターを押せば誰でも写真は撮れてしまいます。

 でも、人を感動させられる写真を撮ることは 

 「それなりの技術や感性が必要」になるのです。

 本気で写真を勉強したいのなら「最短コース」がありますよ ! 

わずか1年でプロ並みの技術を習得できます。

 いきなり4×5「シノゴ」・・・つまり大判写真を始めることです^^! 

 今の時代いきなり大判写真なんて時代錯誤も甚だしいと、怒られそうですね^^ 


 それでは、写真を撮るための「技術」って何なんでしょう? 

 最後の将軍と言われた徳川慶喜は、 

 たくさんの趣味の中でも特に写真撮影に没頭していたそうです。 

 この頃のカメラといえば・・・ 

 日本にカメラが伝わったのは,嘉永元年(1848年)といわれています。

 この当時は感光板は銀板だったので,写真を撮るには複雑な手間と技術が必要でした。

 徳川慶喜が趣味で写真撮影に没頭していた時代が1870年代以降でした。  

今のような手持ちカメラ(ホールディングカメラ)ができたのは1890年代ですから、 

その頃の写真撮影は、手軽に撮影できるような代物ではありませんでした。 

まさに「写真術」を知っていなければ撮影できませんでした。 

 アナログ時代のフィルムカメラ(機械式シャッター搭載のマニュアルカメラ)なら、

 「絞り」と「シャッター」の基礎知識があれば、どんなカメラでも使いこなすことが できました。

「感性」は別として・・・

 時代が進んで、オート露出(絞り優先・シャッター優先・プログラムオート搭載)カメラ が主流にな

りました。「絞り優先Vsシャッター優先」論争が勃発しました。

 さらにオートフォーカスカメラの時代に入ると、

ピント合わせの「速さ」を競うようになり ました。 

そしてデジタルカメラになると、

フィルムの呪縛から解放され、ISO感度を自由に操る ことができ、

さまざまな作画意図に対応するピクチャーコントロールができるようになりま した。

 しかし、一見簡単に撮影できるようになったようにみえますが、

カメラ操作が複雑になって しまいました。

メニューがとんでもなく増えてしまい、結局まったく使わないあるいは自分 にとって不要なメニュー

が邪魔になっている・・・と感じている人たちもいます。  

こうした弊害を避けるためにも、

「作画意図をしっかりと自覚する習慣」を身につけて、  

メニューのカスタマイズが必須になりました。

「作画意図」がわかっていないとメニューの カスタマイズもできません。


 現代版撮影術とは・・・単純化すると 

 ・「絞り」と「シャッター」の基礎知識(露出制御の要、撮影全体の基本の基本)

 ・「作画意図」 

 ・「感性」

 ・・・ということになります^^! 


 長くなってしまいましたので、今日はこれくらいにしておきましょうね^^      

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 この度、過去にブログで紹介した記事を元に再編して書き下ろした

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Officemew by 慎之介

仕事の合間にコツコツと撮りためた写真を公開しています。

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